眠り男の夢占い(New Edition)
1996年からご愛顧をいただいている夢占い・夢診断・夢判断の専門のサイトです。
フロイトやユングで知られる象徴夢をはじめ、悪夢や予知夢、奇妙な夢の謎解きを行なっています。
夢見が悪い、夢の意味を知りたい、未知の事を知りたい方々の手助けになれば幸いです。
夢の不思議
夢の世界の不思議は、長い歴史を持つテーマの一つでもあります。
チベットのある宗教の修行者は夢を現実と捉え、夢をコントロールできるといいます。
私たちにとっての夢が彼らにとってはまぎれもない現実なのです。
目覚めていても夢、驚くべき話です。
古来から存在するこのスピリチュアルな事実に、ひとつの光を与えた心理学者がいました。「夢判断」の著書で知られるフロイトです。後にその弟子のユングによって
より多くの人々の関心を集めました。
胡蝶(こちょう)の夢
昔々、荘周という男が、蝶々(ちょうちょ)になって野辺を飛びまわる夢を見て目を覚ました。
あまりに楽しい夢だったので、実際に自分が蝶々になって野辺を飛びまわっていたのか、もとから蝶々だった自分が荘周として目覚めたのか、わからな
くなってしまった・・・。
「胡蝶の夢」として知られる「荘子(そうし・中国の思想家)」の話は夢と現実の世界の妙をうまく表現しています。
夢の真実
夢の世界にはひとつの真実があります。
夢は運命を知り、自分自身を知る有効な手段になります。
古来から「夢占い」や「夢予知」として知られ、北条政子の夢買いの話に代表されるように、夢の中には吉夢や凶夢といわれているものがあります。
単なる伝承ではなく、夢には私たちの人知を超えた世界があるからです。
筆者が実際に行なってきた夢の鑑定の中には、事前に予期せぬ出来事や重大疾患の発生が象徴的に暗示されていた事例が多数あります。
ふいの嵐にも静かな前触れがあるように、夢には近未来に起こる幸、不幸を恐ろしいほど的確に暗示してくれるという事実があるのです。
夢はもうひとつの現実
夢占いは大自然への畏敬を反映し、アニミズムと言われる精霊信仰、古代の占い師や祈祷師たちのコミュニケーションをルーツとして生まれたもの。
事実、夢占いや夢解きの歴史はかなり古く、それは古代文明にまでさかのぼることができます。
古代エジプトには、夢の解釈による占いを職業とする「夢解き師」が実在しその知識や経験を記した書物が現在も残されています。
さらに古代ユダヤや古代中国など、世界中には、夢解きに関する古い文献がいくつか存在しています。
夢はもうひとつの現実。夢と現実の生まれたところは一緒なのかもしれません。