1997年 8月


8月1日
 
  午前6時に観た夢

山狩りのような雰囲気。
ヘリコプターが飛び、警察官が大勢山の中を歩いている。
元気な太ったおばさんが血相を変えて何かをしゃべっている。
ずいぶん山奥だ。
「こんなところで何があったんだろう」と、僕は大勢の人の姿を眺めている。
 
  午前9時に観た夢(続き)

水族館のガラスに巨大なタコが張り付いている。
タコが人の言葉で話しかけてきた。何を言っているのかよくわからない。
「オクトパス・・・オクトパス」
この言葉をつぶやきながら目が覚めた。

    ・・・目が覚めても「オクトパス」と復唱していた自分は妙だった。

8月2日
 
  午前9時に観た夢

タイのバンコク、シンガポール、マレーシアのクアラルンプール、そして東
京の渋谷が混在したような都市を歩いている。
高速道路のインターチェンジが見える。そのガード下に「バドワイザー」の
看板を掲げた小さなカレー屋が一軒。
通りの風景はバンコクのタニヤのようだ。
周りにはジーンズショップがあり、学生たちが集まっていた。
このあたりは渋谷風だが、先のカレー屋に入ると、内装はマレーシアの食堂
のようで、中国人のおやじさんがカレー料理をつくっていた。
テーブルに座ってカレーを注文したが、待てど暮らせど料理が出てこない。
緑色の肌をした学生たちがやってきてはカレーをたいらげていった。
おやじに文句をいうと、空になったカレーの鍋を見せて厨房に入っていった。

8月4日
 
  午前10時に観た夢

目の前に河が流れている。その向こう岸に大きなナマズがいる。
確かめようと河岸まで降りていく。すぐ近くに白いワニが現われた。
驚いて道のところまで戻っていった。
道の脇にもワニ(クロコダイル)がいる。怖くなって走って逃げようとした
が、あまりにもたくさんのワニが道の脇から現われたので立ちすくんでいた。

8月5日
 
  午前7時に観た夢

温泉旅館に泊まっている。見知らぬ人達が僕に挨拶をする。
見知らぬ家族(若い夫婦と幼い娘一人)と親しくなるが、彼らと別れた直後、
財布をなくしたことに気がつき、慌てているところで目が覚めた。

8月7日
 
  午前4時すぎに観た夢

映画「マーズアタック」のUFOのような変な音が聞こえてきて目が覚める。
まだ明け方で薄くらい。再び寝ようとするとその音がどんどん近づいてくる。
頭の上のほうで聞こえる。窓を開けて外を見ると、巨大な陰のようなものが
空を被っていた。
慌てて窓を閉めたが、その音は部屋のすぐそばにやってきた。
恐怖のため部屋の隅で寝たふりをする。何者かがやってくるような気配を背
後に感じる。体は痺れて動けない。電気が通っているような感覚。
やっとのことで金縛りを解いたら、それは夢だった。
頭のなかで変な音がまだ聞こえていた。
3分ほどしてそれが止んだので再び眠りに就いた。
 
  午前9時に観た夢

大洪水で多くの人が流されている。中国のような風景と人達。
場面が変わり、見知らぬ男が僕に言いがかりをつけている。
無視していてもしつこい。
突然、三船敏郎が現われて中華包丁を男に突きつける。男は逃げるがすぐに
捕まってしまった。野次馬が集まってきた。
三船はあっという間に男を吊し、包丁を巧みに扱いながら男の生皮を剥いで
いく。大量の血がしたたり落ち、野次馬はあっけにとられていた。

8月11日
 
  午前8時半に観た夢

インドの寺院で、猫と猿と犬が修行(荒行)をしている。
火渡りの儀式を行ったり、針の山を歩いたりしている。
焼けた鉄棒を渡るペルシャ猫を見ている。

  午前7時くらいに観た夢

列車にのって東北地方へ行く。
下車するはずの駅では降りず、次の駅で降りる。
駅近くの高級料亭に入り、食事をする。(そこの女将さんが祖母だった)
板前さんと仲良くなり、前の駅には戻りたくなくなった。
そこでは母が待っていることになっている。
結局、そこに泊まることになった。
駅を歩いていると、刑事が一人近づいてきた。祖父殺しで追われていること
になっていた。
「母が待っているので見逃してください!」と土下座したら許された。

8月15日
 
  午前7時半に観た夢

大きな洋風パブのようなところ、カウンターで友人数人とバーボンを飲んで
いる。友人はみんな男。客は自分たちだけのようだった。
ボトルが空になったので、新しいボトルを注文する。連日友人たちに酒をふ
るまっている。

8月16日
 
  午前6時くらいに観た夢

瀕死のごきぶりをみている。黒い大きなごきぶりが部屋をよろよろはいまわ
っていた。死にかけていたが、僕は氷ついたまま何もできない。

8月17日
 
  午前4時に観た夢

実家の近所を歩いている。(この風景はいつもならモノクロで現われるのだ
がオールカラーで昼間の風景だった)
なにもかも僕が子供のころの世界だった。とても美しい。
設計図を持ち、そこに公園をつくっていた。小学生くらいの女の子がたくさ
んいる。みんな僕のアシスタントということになっていた。
女の子と公園をつくっている楽しいひととき。

8月23日
 
  午前6時くらいに観た夢

なにかの受賞式のようだった。大きなホテルの最上階だった。
なぜか、河村隆一がいる。
僕は招待客ということになっていたが、取り巻きの仲間数人と礼服を着て誰
かの入場を待っていた。見知らぬ中年の男だった。
仲間は無言でその男をトイレに誘いすばやく撃ち殺した。
仲間と僕はその男の死体を従業員用のエレベーターを使い階下へ運ぶ。
僕はあたりを伺いながら、仲間に指示を出す。
ホテルのGMらしき男が僕に近づいてきた。僕の名前を告げると彼は安心した
ようだった。
後は仲間にまかせ、僕は彼といっしょに会場へ向かった。

8月25日
 
  午前8時に観た夢

実家の二階にいる。弟が二人。
部屋でテレビを見ているが、夜が更けていたのでテレビを消す。
弟たちはあっという間に階下へ降りていった。
その部屋の隅に置かれた漫画の表紙が目にはいる。
赤い裸の男が青いベッドに寝そべったイラストを見ている。

その後、外に出て一人用の潜水艦に乗り込んだ。潜水艦は猛スピードで下水
道のマンホールを通って海で出た。港はアメリカの海兵隊のような服装の水
兵でいっぱいだった。

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