1997年 7月


7月2日
 
  午前6時に観た夢

夢のなかで自分を見ている。
たくさんの人のなかで、何かを話している自分自身。
肉体や顔は若いままなのだが、髪の毛を見ると白髪が点々と生えている。
びっくりして彼(自分)に教えようとしていた。
ずっと彼は僕を無視している。

7月3日
 
  午前8時に観た夢

深い用水路の脇に道がある。その先の橋を渡っていくと大きな黒い家がある。
そのなかにはどうしても入ることができない。
玄関でぼんやりしていると、父と母が僕の右の肩に乗っていた。
気がつくと、今度は僕の右の手の平の上に二人が立っている。
おかしなことに実物大の大きさで。

7月5日
 
  午前9時に観た夢

部屋のなかに引っ越しの荷物が並んでいる。
その一つに茶色のスーツケースがあった。
がたがたと震えているので、近づいてみたら、中から人の声が聞こえてきた。
よく聞くと「ここから出してくれ!」と言っていた。
スーツケースを開けようとして目が覚めた。

7月7日
 
  午前8時に観た夢

会社に出勤すると、そこの社長が現われ「今日で会社を辞めてもらう」と言った。
机の上のものを整理したり、何かを書いたりいろいろなことをやっている。
「僕が辞めると、仕事が片付かないのにどうして?」と思いながら、淡々と作業
していた。

7月15日
 
  午前9時に観た夢

ベトナム人の忍者が現われる。
キリングフィールドのような光景が広がっていた。
中国人の忍者が僕の護衛になっていた。中国人の忍者は全滅状態だった。
ベトナム人の忍者はハイテク兵器を駆使して僕を追いかけてくる。
コスチュームは忍者スタイルで、顔がベトナム人だから妙だった。
風景は戦争そのものだった。
壊れた戦車が無残な姿をさらしていた。
国は大きく二つに別れて全面戦争に突入したようだ。
ベトナム勢が優勢のようだった。
街のいたるところで、ベトナム忍者が走り回っていた。

7月18日
 
  午前4時に観た夢

漆黒の闇の中から金色に光る巨大な龍が近づいてきた。
顔の周辺に豪毛がびっしりと生えている。
とても長い髭が伊勢海老のように延びている。
僕の寝ているすぐそばにやって来てするすると体の中に入った。
その瞬間、僕の体がすごく軽くなるのを感じた。

7月19日
 
  午前8時に観た夢

小さな幼稚園の庭に忍び込んでいた。
時間は明け方のようだった。
施設には誰もいないはずなのだが、窓に一つだけ明りがついていた。
そこに白いカーテンが掛かっていて、誰かがこっちを見ているようだ。
施設に入り、僕はファイルを盗んでいた。
自分の幼稚園での生活の記録を残したファイルだった。
一部のファイルを自転車の籠に入れたが、もうそろそろやばいと思い、明日の
夜にまた作業の続きをしようと考える。
仕事を思いだし施設を出ようとしたが、やはり全部のファイルを探そうと自転
車で引き返す。

7月23日
 
  午前8時に観た夢

豹がら(灰色と白)の子猫が勢いよく走ってきて、僕の右手にじゃれつく。
突然、僕の右手にかみついたので慌てて猫を引き離す。
右手には少し痛みがあった。
子猫は少し汚れていたので、洗ってやろうとお風呂場へ連れていく。
その間、子猫はじゃれつきっぱなし。
右手を気にしているところで目が覚めた。

7月24日
 
  午前9時に観た夢

高倉健の豪邸に引っ越すことになる。
あまりの広さに呆然としているうちに、健さんはいつしか僕の知り合いの先輩
(男性)に変わっていた。
いつの間にか、部屋は所帯じみてきた。場所は鎌倉ということになっていた。
この先輩とは昔大喧嘩したなあ・・・とか、夢の中で思い出していた。

7月28日
 
  午後1時に観た夢

妹が明るい家の廊下で子猫と戯れている。
子猫は薄茶色の虎模様だった。僕が近づいていくと、妹は子猫を抱きながら、
母が部屋にいることを教えてくれた。
妹は夢の中では、ちょっとした恋愛のトラブルが元で親友(女)を殺してしま
ったことになっていた。
その亡くなった親友の妹が昨日訪ねてきた、と言うのだ。
部屋に行くと母がいた。(明るい部屋)
母が、昨日訪ねてきた妹さんの話をする。
母は突然「その子どう?」と言う。僕が「何が?」と答えると、結婚相手だと
言う。
僕は「まさか・・・まだ結婚はないよ」と言うのだが、母はにこにこしながら、
「いい子だけどね」とか言っている。
その子の写真を見ながら「まだ高校生じゃないの?」と言うと、「これは高校
の頃の写真」と、笑っていた。

7月29日
 
  午前6時に観た夢

マンションのベランダから見知らぬ女の子が僕を見ていた。
「夢判断をしてください」と言っているのが聞こえた。
その女の子のところへ行こうと、入り口を探す。
マンションの入り口はいきなり地下に続いている。
地下に入ると、そこは建設途中の通路になっていて迷路のようだった。
いつの間にか建設中のビルの最上階にいた。その床の穴から女の子が顔を出し
てすぐに引っ込んだ。穴のほうに行くと、別の穴から彼女が顔を出す。
「いたづらっ子だな」とか思いながら追いかける。

今度は、違う顔の女の子が何人か穴から顔を出した。
彼女たちも「夢判断をしてください」と言った。
追いかけるのは止めて、僕は別の通路を歩きながら地上に出てきた。
東部線沿線の駅のようだった。

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