大仙院庭園は、室町時代を代表する禅院式の枯山水庭園で、禅院式枯山水庭園の最高傑作とも言われている。確かにこの狭い敷地(30坪少々)の中に豪快ながら繊細にして、意匠もよく考えられており、 形容しがたいぐらいの崇高な庭園である。
所在地 | : | 京都市北区紫野大徳寺町 |
作庭年代 | : | 室町時代 |
様 式 | : | 枯山水 |
社寺名 | : | 臨済宗大徳寺塔頭大仙院 |
大仙院庭園は一般公開しております。
永正年中、畠山、大友、大内の三大名が協力して開創、その当時の開山である東渓禅師が方丈の裏の細長い地に作庭した。傾斜する石を中央にして小石を左右に平行させて立てた、一種の三尊式の石組であるが、須弥山式の石組と見てよい。80坪ほどの敷地であるが、全庭苔むした庭で、簡素な構成が特色である。
所在地 | : | 京都市北区紫野大徳寺町 |
作庭年代 | : | 室町時代 |
様 式 | : | 枯山水 |
社寺名 | : | 臨済宗大徳寺塔頭龍源院 |
龍源院庭園は一般公開しております。
足利義政が文明14年より数年にわたり造営,善阿弥など当代一流人の作庭、東求堂内同仁斎は、室町書院の代表である。その前庭は当初の作庭が保存されているが、元和元年、宮城豊盛が大半を改修した。銀沙灘、向月台の砂盛は新鮮な美の極致である。
所在地 | : | 京都市左京区銀閣寺町 |
作庭年代 | : | 室町時代 |
様 式 | : | 池泉回遊式別に砂盛 |
社寺名 | : | 臨済宗相国寺派慈照寺 |
慈照寺庭園は一般公開しております。