ラペックXでできないこと

ソフトウェアはデモをみたり営業マンの説明を聞いただけだはわからないものです。実際に使用してみてわかる事も多いです。このような情報はなかなか得られないものです。このページはラペック X 購入を考えている先生方へ、ラペック Xではできないことをお教えして、購入前に医院のシステムにラペックXがマッチするか判断材料を提供し、メーカには、改善していただく要望を整理することを目的にしています。

指導等の算定管理

カルテ画面にて、当月に算定した指導等がひとめでわかりません。カルテの項目をすべて見ないと算定済かどうかがわかりません。
義歯関係の指導料についても同様です。

要望
算定可能で未算定の場合に目立つよう、口腔内情報欄等に色分け表示してほしい。


P処置の自動算定

P処置が算定可能な場合に、これを自動算定する機能はありません。

要望
P処の部位を毎回正確に入力するのはかなり大変です。また、P処については算定可能の場合、ほとんどについて算定している医院が多いと思われます。P処の自動算定機能をつけてほしい。


レセプトのプレビュー機能

カルテ画面から、当該患者のレセプトをプレビューする機能はありません。

補足
レセプト印刷前に、プレビューする機能はありますが、カルテを打ち込みながら、プレビューすることはできません。


セキュリティー

過去のカルテ、会計等は自由に変更可能です。変更しても注意を促すダイアログ等も表示されません。操作ミス等により変更してしまうことがありますが、過去のカルテをロックして簡単に書換できないようにすることはできません。また、パスワードを設定して入力できる人を限定する機能もありません。

要望
過去のカルテの変更にはパスワードを設定できるようにしてほしい。
当日分のカルテ入力する人を限定できるように、パスワードを設定できるようにしてほしい。パスワードがない人は閲覧のみに。
レセプト発行後のカルテ変更も同様にパスワードを設定してほしい。


レセプトチェック

レセプトチェックは保険処置を起点に作るようになっています。病名や薬剤名を起点にチェックを作ることはできません。したがって、「ある薬を投薬した場合にはこの病名が必要である」というチェックはかけられません。

要望
傷病名や薬剤を起点としたチェックが作れるようにしてほしい。


人工知能

前回の処置が修形+印象+BTなら今回の処置候補にはインレーの装着があがってくるのがAI機能ですが、Lapecでは前回の処置は考慮しないで病名から算定しそうな充形やらFCK関連も候補にあがってしまいます。
同様に、初診でP病名なら基本検査や指導等が候補にあがればよいのに、Lapecでは算定できないP処やSRPまでも候補として出てきます。このへんの機能はたいへん弱いです。


カルテの通読性

電子カルテでは、1画面に表示できる行数が限られますから、一連の流れを見る通読性がきわめて悪いです。ラペックでは画面のフォントサイズや表示行数が固定されていて変更できません。

要望
診療入力画面でも当日来院患者管理(受付)画面と同じように、ユーザーがフォントサイズを指定して表示行数を変更できるようにしてほしい。
最近はノートパソコンでもSXGAの画面表示可能なものが増えています。SXGA等の大きな画面で、行数を増やした表示をサポートしてほしい。
メニューの表示「同行表示する/しない」で連結処置等の表示変更ができますが、これをフォーカスのある行のみではなくて、カルテ全部を一度に変更できるようにしてほしい。 なお、「同行表示する/しない」で切り換えてもカルテ印刷ではすべて印刷する必要があります。


来院状態画面

来院状態を示す「当日来院管理」画面で状況(受付済、診療中、会計待、会計中等)により 表示色を変更できると見やすいと思いますが、ラペックでは変更できません。

要望
例えば、
 受付済  青
 診療中  緑
 会計待  赤
 会計済  黒
のように、ユーザーが選択して設定できるようにしてほしい。


カルテのコピー

カルテ内容をコピーし、当日分へ貼り付ける機能はありません


家族会計機能

家族で来院された患者さんの会計をまとめて行う機能はありません


技工指示書

ラペックでは技工指示書を発行する機能はありません。


出金管理

ラペックでは窓口からの出金支払いを管理する機能はありません。


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