・『まにゃ』の観察記1(0歳0ヶ月〜0歳12ヶ月)
・『まにゃ』の観察記3(2歳0ヶ月〜2歳12ヶ月)
・『まにゃ』の観察記4(3歳0ヶ月〜)
今日地元天童のお祭り「サマーフェスティバル」に行った。『まにゃ』は嬉しくてしょうがなく、気の向くまま、そこらじゅうを歩き回っていた。
気がつくと、その場にしゃがみ込み何かを眺めていた。何だろう?
アリさんである。『まにゃ』は初めてありさんを見たのだ。
アリさんに興味を示した『まにゃ』は、つかもうとしていた。しかしなかなか捕まらない。
さんざんアリさんを追いかけ回し、とうとう左人差し指でつぶしてしまった。
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なかなかアリさんを 捕まえられない |
アリさんをつぶしている 『まにゃ』 |
つぶした指を確認 している『まにゃ』 |
大変なことが起きてしまった。
いとこのシーちゃんのパパが癌で亡くなってしまったのである。
もちろん『まにゃ』にはさっぱりわからない事ではある。
お葬式には出席させられなかったが、今日はお墓参り。『まにゃ』も一緒に参加である。
みんなと一緒に手を合わせ、シーちゃんのパパにきっと挨拶出来たろう。
これからは、シーちゃんのパパの代わりにいっぱい遊んであげたいと思う。『まにゃ』にもちょっと
だけがまんしてもらわなければ・・・
『まにゃ』が大けがをした。
ママと一緒に自転車に乗って買い物を済ませ戻ってきた時の事らしい。
自転車のスタンドを立て、ちょっと離れたすきにバランスを崩し倒れた様である。
『まにゃ』はコンクリートの壁に激突し、おでこにものすごいたんこぶ、そして鼻の脇と左唇を
思いっきりすりむきかなり出血してしまった。
あれから一週間、だいぶ傷は治ったが、まだあざと赤みが残っている。
傷が残らなければいいのだが・・・
今日は、いとこのシーちゃんと宮城県の秋保温泉にお出かけである。初めての長時間ドライブ。
まずは八木山動物園で、動物そっちのけで思いっきり走り回り、十分満足したところで温泉につかり、
極楽気分の『まにゃ』。
そんな時こんな事がおこった。
食事も終わってのんびりしているところに番頭さんがやってきて布団を敷いていってくれた。
それを見た『まにゃ』とシーちゃんは嬉しくて布団の上を跳ね回っていた。
「ん?」
よく見ると『まにゃ』は手にしっかりとポテトチップスを握りしめているではないか。これはいかん!
「『まにゃ』!手に食べ物を持ったまま布団の上で遊ぶんじゃない!」
2.3回注意したが、わざと知らんぷりをしているようだ。ちょっとムッとして、走り回る『まにゃ』を
捕まえ正面からもう一度大きな声で注意。さらにポテトチップスを取り上げた。
すぐに走って逃げていったが、部屋を一周してきたかと思うと又ポテトチップスの袋に手を入れた。
「こいつ・・」
と、にらみつけていると、いきなりパパの目の前に顔をつき出し、
「バリバリバリ!!」
と一気にポテトチップスをたいらげ布団の方に走り去っていった。
いかにも「食べてけばいいんでしょ!食べてけば!」とでも言わんばかりに・・・・
同じ事を目の前で2・3回繰り返された。一瞬、ムカーときたが、何となく笑いがこみ上げ、
ママと顔を見合わせ大笑いしたのであった。
『まにゃ』は泣かないと評判である。そのかわりものすごいふくれ方をする。
ある日食事前の出来事。
『まにゃ』が袋入りのお煎餅を持ってきて、あけてくれとせがんだ。もうすぐ食事だからだめだと言い聞かす。
すると、まず、お煎餅を投げつける。
次にじっと下を向いたまましばらく動かなくなる。
次に机に両手を「ダン!!」と叩き付け、机を見つめたまま動かなくなる
次にダダダと走り出し、隣の部屋の扉の前に立ちまたじっと下を向いたまましばらく動かなくなる。
次にダダダと走って部屋に戻ってきて、座布団に両手を「ダン!!」と叩き付けうずくまり、またしばらく動かなくなる。
そして最後にゆっくりと振り返り、横目で思いっきりにらみつけるのである。
ここまでがセットになっていて毎回これである。はっきり言って『まにゃ』のにらみつける目は怖い。
今日はたまたま1才6ヶ月検診。ママは担当の保健婦さんに、この事を聞いたらしい。保健婦さんは最初
「う〜ん・・」
と考えていたが、ちょうどそこに「ママ−!!」と遊んでいた『まにゃ』が走ってきたとの事。それを見た保健婦さん
「あ−!なるほど。この顔だものね!」
と一人で納得していたそうな。
???????
結局どういう事だったんだろう・・・・
ある日曜日の事である。
「まにゃ」昼寝の時間。なかなか寝付かないので、ママがおんぶして寝かせ付けていた時の事である。おんぶされると条件反射のように眠くなる「まにゃ」。
お気に入りの右手中指と薬指をちゅうちゅうとなめ始め、徐々に体重をあずけてきた。しめしめと思ったママ。周りの雑音に何気なく耳を傾けながら「まにゃ」のおんぶを続けていた時の事だったそうな。隣の旦那さんが何かを洗っていたらしい。
「しゃかしゃかしゃかしゃか」
何か洗っているな、とママも思いながらおんぶを続けていた。
「しゃかしゃかしゃかしゃか」
その時、「まにゃ」が何かもぞもぞと動いている。
何だろうと思ったが起きる様子もない。変だなと思って「まにゃ」の動きに注意していると、何と、隣の
「しゃかしゃかしゃか」に合わせて体でリズムを取っていたのである。
その証拠に、「しゃかしゃかしゃか」が止まると、「まにゃ」の動きも止まるのだ。
半分寝ながらリズムを取る娘。どんな夢を見ているのか、機会があったらぜひ聞いてみたいものである。
ある日、『まにゃ』と一緒にお風呂に入っていた時の事。
ミッキーのおもちゃで遊んでいる『まにゃ』に何気なく聞いてみた。
「まにゃ!パパ好き?」
すると『まにゃ』
「うん!」
小さくうなずいた。
パパはちょっと感動。ついでにもう少しつっこんで聞いてみた。
「パパとミッキーちゃんどっちが好き?」
すると『まにゃ』、「ミッキー!」と大きな声。
パパちょっとがっかりしたがミッキーが相手ではしょうがない。気を取り直してもう一度。
「じゃ、ミニーちゃんとパパは?」
すると『まにゃ』、「ミニー!」と大きな声。
パパまたちょっとがっかりしたがミニーが相手ではしょうがない。気を取り直してもう一度。
「じゃ、ワンワンとパパは?」
すると『まにゃ』、「ワンワン!」と大きな声。
『まにゃ』は犬が大好きなので、ま、これもしょうがないか。もう一度。
「じゃ、ママとパパは?」
すると『まにゃ』、「ママ!」と大きな声。
やっぱり一日中そばにいるママの方がいいのかな・・。気を取り直して最後のトライ。
「じゃ、ハンバーガーとパパは?」
すると『まにゃ』、「ハンバー!(ハンバーガーのつもり)」と大きな声。
・・・・・
どうやらパパは、ハンバーガーの次らしい・・・。