1997年 11月


11月1日
 
  午後1時半に観た夢

巨大な蜜蜂になってビルの間を飛んでいる。一つのビルの屋上に大きな穴が開
いていた。穴の側に降りていくと、たくさんの人間が密のようにどろりと流れ
出てきた。
工事中のような掘削音がうるさい。穴のなかで聞こえてくるようだった。
だんだん耳障りになってきた。

昼寝から目を覚ますと、ほんとうに一匹の蜜蜂が部屋の中に迷い込んでいた。
窓を開け、外に逃がしてやった。いったいどこから入ってきたのだろうか?

11月2日
 
  午前8時に観た夢

設計事務所のようなオフィス。端末に向かって作業をしている。
新入社員歓迎の挨拶があるというので、上司のような男に呼ばれ別の部屋に移
動したが、気が進まないので、階下の社員食堂に降りていき、友人とコーヒー
を飲んでいる。
場面が変わり、地下鉄の入り口で、昔の恋人とばったり出会った。
いつのまにか彼女は僕の腕に抱きついたまま離れない。いろいろ昔話をしなが
ら地下鉄に乗った。
彼女は夢のなかで年相応に成長していた。

11月4日
 
  午前9時くらいに観た夢

引っ越しをするために不動産屋を訪ねる。あるマンションを紹介してもらう。
最初に案内された部屋は角部屋でこぎれいだが狭い。
次に案内された部屋は、入り口がやたらに狭い上、中にはいるとなぜか友人、
知人が30人くらいそこでくつろいでいた。
部屋はそんな人数を収容できないはずなのに、彼らは天井や窓枠に器用にぶら
下がったり腰掛けたりしている。

11月7日
 
  午前5時くらいに観た夢

3人くらいの友人とジープで草原を走っている。ジープにはドアがなかった。
一匹の大型のトラがこちらを見ている。
突然、ジープに向かって走ってくる。
ドアがないので慌てていると、一人のアフリカ人が飛び出してきた。
トラを羽交い締めにし、おとなしくさせた。
僕はジープから降りて、歩いて売店に行き、ライフル銃を購入しようとする。

11月15日
 
  午前4時くらいに観た夢

なんだか僕は慌てている。
たくさんの学生らしい男女が階段を降りてくる。
その流れに逆らうように、僕一人だけ階段を上っていく。数人の友人や知人と
出会うが無視される。
踊り場で幼稚園児くらいの男の子を連れた女性とすれ違う。女性は挨拶するが
見知らぬ人だった。男の子が指でVサインを送りながら微笑んでいた。

11月17日
 
  午前5時に観た夢

小錦関が僕の部屋に来ているという知らせをもらう。
部屋に入ると100畳以上はある大広間になっているので驚いた。
小錦に挨拶をしようと思って、頭の中で言葉を選んでいる。
小錦は大広間の奥のマシンルームのような狭い部屋にいて、パソコンの前に座
っている。言葉が出てこなくて、僕は軽く頭を下げて部屋を出た。

11月20日
 
  午前8時に観た夢

昔勤めていた会社の飲み会があるというので、派手な着物を着て出かける。
慣れない着物を着ているせいか、財布をもってきたかどうか気になって着物の
袖を確かめる。財布はあった。
会社の連中は、みんな疲れているようだった。
飲み会は競馬場の側で行われていた。
酒を飲みながら競馬場を走るたくさんの馬を見ていた。

場面が変わり、14才の女の子と話をしている。
彼女は中学校の制服を着ている。
(ちょっとこの先は書けないので自主規制)

11月25日
 
  午前9時に観た夢

父の運転する車に乗っている。父親はいつの間にか見知らぬ男性に変わってい
た。男は僕の両親は亡くなったと告げる。
外を見ると、車は夜の街を走っていた。

11月27日
 
  午前5時に観た夢

古い家の居間に座っている。縁側を見ると、広い庭に野菜が植えてあった。
きゅうりとトマトが実をつけていた。
台所から見知らぬ女性が現われた。(夢の中では僕の奥さんということになっ
ていた)彼女はなんだか明治時代か大正時代のような清楚な髪形をしていて、
地味な着物を着ている。けっこう美人だ。
突然、一人の女の子(10才くらい)が襖を開けて現われた。
夏なのか、女の子は白い開襟シャツのようなものを着ていた。
「俺はもう帰る」と言うと、見知らぬ女は、あなたの家なんだからもっとゆっ
くりしていって、と言う。
僕は仕事があると言って、庭から外に出ていった。

11月30日
 
  午後11時に観た夢

友人Sを訪ねて一軒家の前に立っている。玄関を見ると、釘が打ちつけられ、
無人の廃家のようだった。裏庭に回っても人が住んでいる痕跡がない。
玄関の前には藁(わら)で作ったような飾りものが置いてあった。
僕はその家の背景を鉛筆とクレヨンで描いている。
その先に小さな小川を描いた。そうすると、絵に描いた小川は実際の小川に
なって目の前に現われた。
小川では何かが釣れるようだ。二人の見知らぬ男が小さな魚を釣っている。
小川の上流にはなにもないみたいだった。
何かを描かなくては、と焦っている。

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