THE ENCYCLOPEDIA TSUKUBANICA
キ〜ギン
き
/つくばセンタービルのフォーラムにある彫刻。これはギリシャ神話をモチーフにしたもので、学問の神アポロンに追われ、恋を知らぬが故に逃げる途中で父のペーネイオスに頼んで月桂樹に変身したダフネの像なのである。アポロンはそれでもダフネを愛し、身のまわりを月桂樹で飾ったという。樹にまとわりつく金の布は、ダフネの着ていた服を表している。学問を追い求め、求めきれぬ永遠の真理の像と思えば何とつくばにふさわしく物悲しいことか。作者はイタリアのミラノに在住の日本人彫刻家、長沢英俊。/M:N1E1/94- 1-25/
/東大通り沿いの大きな風車(Wind MEL)が目をひく研究所。わが国の機械工業の振興を目的として1937年に設立され1971年に機械試験所から現在の名称になった。筑波研究学園都市には、1972年3月に移転機関第1号としてやってきた。現在、機械技術の高度化とシステム化をめざし、@資源エネルギーの開発・有効利用の研究、A革新的な生産技術の研究・開発とその高度化とシステム化の研究、B社会開発技術を推進するための研究、C新技術の探索と基盤技術の充実のための研究をしている。また向山(筑波地区)にある工業技術院第2研究センターでも研究をおこなっている。/つくば市並木1-1/TEL:54-2521(企画室)/M:S3E2/94- 1-25/
/松見タワーの設計者。1928年久留米市生まれ。1950年早稲田大学卒業。竹中工務店、村野・森建築事務所、早大武研究室を経て1953年菊竹清訓建築設計事務所設立。1970年の万博以来海洋博、科学万博、シルクロード博等の博覧会の計画・設計に参加した。建築学会賞他受賞作品多数。/94- 1-25/→松見タワー/
/筑波研究学園都市で一番高い203mの鉄塔のある研究所。1942年に設けられた中央気象台の研究課を母体に、1947年に気象研究所という名称になり、1956年に気象庁の発足と同時に気象台の附属機関となった。筑波研究学園都市へは1978年6月に移転完了した。気象・地象・水象に関する各種の研究や国際協力を行っている。面積32.06ha。/つくば市長峰1-1/TEL:51-7111/M:S3E1/94- 1-25/
/Meteorological Research Institute、気象庁の施設等機関の一つで、筑波研究学園都市のシンボルである高さ203mの気象観測用鉄塔のある研究所。地球温暖化・オゾン層破壊等地球環境問題、集中豪雨・台風等気象災害、及び火山噴火の予知技術等に対処するため、気象・地象・水象に関する現象の解明及び予測の研究並びに広範な関連技術の開発導入を図るとともに、世界気象機関(WMO)等の計画に基づく国際共同研究の一端を担い、その積極的な推進を図っている。主な研究としては、@気象の予報に関する研究、A気候とその変動予測に関する研究、B台風及び台風に伴う諸現象に関する研究、C降水気候、大気境界層及び高層大気、放射に関する研究、D産業気象及び環境気象等に関する研究、E気象衛星及び気象観測システムに関する研究、F地震予知及び火山噴火予知技術に関する研究、G波浪及び海況に関する研究、H大気、海洋及び地殻の化学的研究などがある。筑波研究学園都市へは1978年6月に移転完了した。面積32.06ha。つくば市長峰1-1、TEL:51-7111 M:S3E1/1991.12.27返信・パンフレットや絵はがきを頂きました/94- 1-25/
/気象観測に必要な機器の開発・改良とそれらを試験・検査する装置等を開発している。1975年に今の地に移転した。/つくば市長峰1-2/TEL:51-4121/M:S3E1/94- 1-25/
/学園北大通りの通称。東大通りと西大通りを結ぶはしご状幹線道路の一つ。松見公園の南を走る、幅員40m、延長999mの都市計画街路である。主な街路樹はとちのき。/M:N1W1/94- 1-25/
/西武百貨店筑波店6階にある映画館。キネカ1、2の2館あり、各々96席、128席のミニ映画館である。音響設備の良さとちょっとゆったりした座席、入替定員制で機嫌良く映画がみられるのがうれしい。かつては、マニア好みの作品が多かったが、今はメジャー路線である。/つくば市吾妻1丁目/TEL:52-2145/M:S1W1/94- 1-25/
/キネカの「友の会」組織。年会費3,000円。入場料が割引になるほか、招待券がもらえる。上映予定表も送られて来るので映画ファンは入会するとトク。/TEL:52-2145/94- 1-25/
/つくば市内にある、国際交流のボランティアグループの一つ。外国滞在経験のある主婦らで構成されている。/1991.12.13朝日/94- 1-25/
/つくば市助役。最後の谷田部町長、前つくば市副市長。元谷田部町長沼尻民平氏が汚職事件で辞職した後の選挙で、再選をねらった沼尻民平を破って当選。つくば市の合併問題では賛成派として活動。最初の市長選の時には、立候補も考えたが、結局倉田氏の応援にまわった。現在では、第1助役として、倉田市政を支えている。つくば市島名在住。/94- 1-25/
/第2代つくば市長。1991.12.21の選挙で当選した。旧谷田部町の農家に生まれ、40歳で同町議に初当選。連続4回町議に当選した間、町議会議長を2期務め、1986年には同町長に。合併によるつくば市誕生で副市長に。1988.3から1991.8まで同市助役。谷田部農学校(現・谷田部高校)卒。立候補にあたって「合併精神の尊重」を訴え、@清潔な政治、A民主的な政治、B公平な政治を基本姿勢として打ち出している。家族はみつ江夫人と長男夫婦、孫2人。つくば市島名398。/1991.12.24茨城/94- 1-25/
/つくばの学生が自主制作するACCS9chの番組。1987年6月から始まった。筑波大生や図情大生を中心とするいくつかのサークルが毎週交代で番組を作っている。内容もお店紹介やイベントガイドからドラマまで様々。現在参加しているグループとタイトルは、第1週:NOISE「この街のNOISEに乾杯」、第2週:JAMJAM HOUSE「JAMUSEMENT倶楽部」、第3週:ACCEL「ハートシェイカー」、第4週は隔週でTHK(筑波放送協会)「パニックステーション」と筑波大学映画研究部「カチンコシアター」、そして「しあわせTV」。家庭用のビデオを使用しているため、画がきたないとか、学生だけの内輪受けといった批判はあるが、「ねるとん紅鯨団」の裏番組という悪条件にもかかわらず、ともかく毎週がんばっている。放送時間:毎週土曜よる11:00〜11:25、再放送火曜・金曜よる11:00〜11:25/94- 1-25/
/いわゆる、地元の人。ニュータウンのように大規模な住宅開発が行われたところでは、少なからずこのような呼び方で、新しく住み着いた人を新住民、昔からそこに住んでいる人を旧住民と区別することが多いようだ。それぞれのライフスタイルや価値観の違いから、両住民の融和が図れず、感情の上で対立することもある。まちづくりの立場から考えれば、新旧住民の交流はコミュニティの一体化を図ることやその街のアイデンティティを高めることからも重要なことである。さまざまな試みが各地で実践されている。筑波研究学園都市は、なんだかんだと言いながらけっこーうまくいってる、ようだ。/94- 1-25/
/筑波研究学園都市の主に中心部のペデの地下に作られたトンネル状の施設。断面がたて3.3m×よこ5.8m〜たて2.4m×よこ2.6mのコンクリートのトンネンルで、延長が4.7qもある。中には上水道管をはじめ電力線、電話線、CATVケーブル、地域冷暖房管、真空集塵管が納められている。つくば市の施設である。これにより、学園都市中心部は電柱のない街並み、道路の掘削のない配管工事など、良好な都市環境の維持がはかれる。また、この他に、土浦学園線、東大通り、西大通りの地下には県の共同溝が入っている。筑波大学や工業技術院、農林研究団地の中でもそれぞれ共同溝が設置されている。/94- 1-25/
/つくば市内の郷土芸能は、演出に力点を置いたものはないが、昔から集落ごとに受け継がれてきたさまざまなおはやしやひょっとこ踊りがある。つくば市教育委員会の把握している団体は次の通り。上境ひょっとこ保存会、吉瀬おはやし保存会、妻木ばやし保存会、上の室おはやし保存会、真瀬郷土芸能保存会、刈間ばやし、谷田部おはやし保存会、真瀬おはやし愛好会。/問合せ:つくば市教育委員会/TEL:57-3131/94- 1-25/
/研究学園地区にCDやATMを都市銀行として初めて設置した銀行。最初は西武百貨店6階に機械が設置された。全国出身者が集まるつくばにとって、遅すぎた都市銀行進出といえた。その後、1988年7月には同じクレオ2階のペデに面したところに出張所ができた。/土浦支店つくば出張所/つくば市吾妻1丁目/TEL:56-0511/ M:/94- 1-25/
/科学技術庁金属材料技術研究所が93年度からつくばに設置する研究施設。4.4haの敷地に強磁場ステーション、精密励起場ステーション、極高真空場ステーションの3施設を整備する。総費用は約300億円。/1992.10.19日経/94- 1-25/
/無機材研が1993.5に開発した不純物分布の解析装置。電子ビームを直径0.4ナノメートルまで細く収束し、超微細領域での元素分析を可能にした。この装置は、高性能電子レンズのほか、@300kV高電圧下で長時間使用可能な高輝度電子ビームを発生させる熱電界放射型電子銃の装備。A微細なエックス線分析システムの開発。B観測視野に対応した超微細領域の分析技術の開発などの特徴を備えている。この装置によって、窒化ケイ素の粒界層(約1ナノメートル??)の元素分析に世界で初めて成功したという。今後のこの装置の活用が期待される。/1993.6.2新いば/930609/アルタキ/94- 1-25/
/土浦に1993.11.30に開局した第三セクターの都市型ケーブルテレビ局(土浦ケーブルテレビ:本社:土浦市真鍋、中川清社長)の名称。「TCTキララてれび」という。28chのサービスを行い、特に独自のコミュニティチャンネルでは街並み紹介や学校紹介など身近な話題を取り上げている。料金は月3,000円。28ch全部だと月11,600円。これに加入金50,000円と工事費30,000円が必要。第一期は中心市街地を対象としており、すでに1,800世帯の加入と加入予約を得ている。順次サービスエリアを広げていき、最終的には13,000世帯の加入を目指している。同社は1987年に土浦圏テレビ放送として発足。1986年に土浦市が出資して第三セクターとなった。1992年にCATVの許可を取得して現社名に商号変更、開局の準備を進めていたものである。つくばにはACCS、土浦にはキララと次第にニューメディアの時代になってきた。/土浦ケーブルテレビ/300/土浦市真鍋1丁目/0298-/1993.12.01常陽/茨城/931226/ノボリ/94- 1-25/
/おいしい地酒の一つ。福笑というお酒を造っている浦里酒造が、吟醸酒などの新しいブランドにつけた名前。フル−ティな香とすっきりした飲み口が身上。大吟醸は1989年の関信越の鑑評会で金賞を受賞した。よく、「おいしお酒は水みたいだ。」といわれるが、そのとおりの酒である。ラベルは取手市在住の日本芸術院会員、二科展の画家、服部庄一郎の「筑波山」。特に冬に出来る大吟醸の生酒は多飲の価値あり。/つくば市吉沼982/TEL:65-0032/94- 1-25/
/Kiri-Tsukuba。おいしい地酒の一つ。福笑というお酒を造っている浦里酒造店が、吟醸酒などの新しいブランドににつけた名前。フル−ティな香りとすっきりした飲み口が身上。「おいし酒は水みたいだ。」とよくいわれるが、この酒はまさにそのとおりである。ラベルは取手市在住の二科会の画家、服部正一郎の「筑波山」。特に冬に出来る大吟醸の生酒は多飲の価値あり。問合せ:浦里酒造店 つくば市吉沼982、TEL:65-0032/1991.11.28返信/94- 1-25/
/金属材料技術研究所の通称。/94- 1-25/→金属材料技術研究所筑波支所/
/1956年に科学技術庁の附属機関として設立された研究機関。1979年3月に筑波支所として、筑波研究学園都市に移転した。本所は東京都目黒区にある。航空・宇宙・海洋開発などの先端的技術分野の進展を支える新材料・超電導材料等の開発研究および、超高温下、強磁界下等の極限環境下での特性の研究を行っている。面積15.0ha。/つくば市千現1-2-1/TEL:51-6311/M:S1E1/94- 1-25/
/1993.9にはつくば市へ全面移転する予定となった。研究本館は8階建て、延べ29,000uのインテリジェントビル。特殊実験棟は高度な防震、磁気シールドなどのノイズ対策を施した精密計測実験棟をはじめファインプロセス、材料強度、材料創製の4棟、延べ17,000u。また1993.12にはテクノパーク桜へ極限場研究センターが設置される。/1993.7.1日刊工業/930717/アルタキ/94- 1-25/
/この地方の農家住宅の特徴である長屋門を改造したギャラリー。吉瀬(桜地区)にある。ここは、土浦市との境に近く、土浦学園線を少しそれた集落である。以前ここはギャラリー恵風画房として使われていたところである。/つくば市吉瀬1679-1/TEL:57-2668/M:N1E4/94- 1-25/
/1989年4月1日に二の宮にオープンしたギャラリー。コンクリート打放しの建物で、西大通りに面している。シルクスクリーン作品が中心。ロサンゼルス在住の日本人画家、ヒロミチ・ヤマガタの作品も数多く展示されている。懐の暖かい人は購入もできるよ。カフェ・キングという喫茶コーナー(50席)があるが、これはヤマガタの熱愛するプロのホッケーチーム「ロサンゼルス・キングス」にちなんで名付けられている。建物の設計は松永賢一・游建築研究所。営業時間:11:00〜18:00、火曜定休。夏休み、冬休みあり。駐車場は1階にある。/つくば市二の宮3ー22ー3/TEL:55-1311(カフェ・キングTEL:55-1310)/M:____/94- 1-25/
/絵画、陶芸、工芸などを中心としてた展示ギャラリー。販売も行う。現在は天久保ショッピングセンター内にある。地元の作家にとどまらず、内外の作家の作品の企画展示を行っている。散歩がてらでも行ってみれば、心の体操になる。/M:N2W1/94- 1-25/
/土浦・つくば・牛久の業務核都市の整備推進に向けて、1993年度に県と関係3市と茎崎町で設置される組織。企業へのPR、関係事業調整などを行う予定。/1993.3.20常陽/930415/アルタキ/94- 1-25/
/筑波大学医学専門学群の学園祭のこと。双峰祭の中の企画として行われるが、医学専門学群の建物が他の学群と少し離れていることもあって、独自に宣伝ポスターを作ったりと、ちょっと違った雰囲気である。基臨社とは、ギリシャと医学の3つの分野、基礎医学、臨床医学、社会医学の頭の文字をかけたものである。関鉄バス大学病院入口下車。/94- 1-25/→双峰祭/
/活齔Sが経営するビル。4階建てのレンガタイル張りで表面の壁にはモニュメントを施すなど外観上も工夫を凝らしたビル。まわりに何もない頃にこのビルができたときはショックだったが、いまはあの壁面のモニュメントもさほどのインパクトではない。1階はパチンコ、ゲームセンター、焼肉屋、アメヤ横町、2階はパブ(ライブハウス)・リバティー、3階はディスコ・エクセル、クラブ、居酒屋、4階はギャラリー、雀荘。土曜日深夜のこのビルの前はちょっと…。/つくば市竹園1ー8ー3/M:W1E1/94- 1-25/